元祖1式「思考を止めること以外の思考を止める」について

2週間ほど前のことでしょうか。たまたま別件で読み始めたブログ(引き寄せとは全く関係のないブログ)で「元祖1式」のことを知りました。

「元祖1式」とは引き寄せの法則の達人の方のやり方だそうです。取り組むことはシンプルで「思考停止」ただこれだけ。

最近、その方を取り入れてみて、色々気づいたことなどもあったのでブログに書いてみようと思います。

元祖1式はとにかく思考を停止する

元祖1式のやり方は、「思考を止めようとすること以外の思考を止める」ことだそうです。私もざっと読んだだけで説明できるほどではないので、興味がある方はぜひ検索してみてください。

「思考を止める」のはマイナス思考やネガティブなことだけではなく、ポジティブな思考やご飯がおいしいなどの思考も止めるんですって。マイナス思考を止める、思考を変えるなどのやり方は経験がありますが、すべての思考を止めるっていうのは面白いですね。

願望すら思考しないらしい

全ての思考を止めるということは、すなわち願望すら思考しないということになります。よく皆さんがいう「本願」というヤツですね。例えば私がネットでよく見かけるものだと「〇〇さんと結婚したい」「復縁したい」「お金持ちになりたい」など。

元祖1式ではこういった一番叶えたい願望、心からの願いすら行わないそうです。

その理由は、私たちの顕在意識(認識している意識)が想像しうることなどたかが知れていて、それよりももっと完全で完璧な存在である潜在意識(無意識)にお任せしようということらしいです。

もしA子さんが「〇〇さんと結婚したい」と願っていたとします。それさえ叶えば、あとは何もいらない!と思うほどの願いだったとしても、〇〇さんと結婚することがAさんの本当の幸せかどうかなんて本人にはわかりません。

もしかすると〇〇さんと結婚するよりも、もっともっと素晴らしい未来があるかもしれないでしょう?だから、本願すら思考せず潜在意識にお任せするということらしいです。

ポジティブな妄想もNGらしい

引き寄せの法則では「心地良いこと」が重要なので、事実とは関係なく自分が幸せになれることなら妄想でもいいという考え方もあります。実際に引き寄せ関連の本を出版されている方の中にも、メソッドのメインが妄想と言う方も。

でも元祖1式では、たとえそれが心地よい妄想だったとしても、その思考は止めるべきだそう。これもちょっと新鮮ですよね。

思考を止める方法はアファメーションがメイン

元祖1式でやることは「思考を止めようとすること以外の思考を止める」ただこれだけです。とってもシンプル。ただ、シンプルだからと言って簡単かというとそうではありません。

私も実際にやってみたのですが、元々妄想族なので気づけばボーっと妄想しちゃってます(笑)。

ではどうやって止めるのかと言うと、アファメーションで妄想を止めます。元祖1さん(でいいの?)もアファメーションを行ったそうですが、特にコレと決まった文言はないようです。その時々で一番自分にしっくりくるアファメーションがいいみたい。

例文みたいなのは元祖1式で検索すると出てくるので、参考にしたい方はチェックしてみてください。

元祖1式を実践してみた!

まだ2週間弱ほどですが、元祖1式を実践してみました。そこで気づいたことを覚え書き代わりに書いておきたいと思います。

突き詰めると全てはココに集結する

元祖1式を実践して感じたのが、どの引き寄せの法則メソッドも突き詰めると最終的にはここに着地するのでは?ということ。私は引き寄せの法則のメソッドでは、文体とご本人のお人柄からイウォーク師匠を好んで実践しているのですが、そのイウォーク師匠も最後は「(本願ではなくまるごと全部)幸せな私」になってしまうことにしたというようなことを書かれていました。

実際に私も「願望の思考を止める」=「願望を手放す」とも表現できると思うのですが、これについてはすでに実践していたような気がします。

引き寄せの法則を知ったのは今から……え~っと……10年以上前のことで、そのころから実践をしていたのですが、当時は「願望を手放す」のは嫌だと思っていました。7年前も頭ではわかっても心が納得できないと感じていたのですが、今ではいわゆる「本願」と言うものはありません。

それどころか、「○○だったらいいなが叶わないのだとしたら、叶わない方が私にとって結果的に良いことなのだ」って自然に思えるようになりました。

もちろん今もたくさんのはありますし、「〇〇だったらいいな」もあるのですが、これが叶わなきゃ幸せになれないとか、「〇〇をどうしても叶えたい」という強い願いみたいなものはありません

今では顕在意識が考えらえることなんて、潜在意識に比べたらほんのごくわずかなこと。そのごくわずかな中から私にとっての幸せを探そうとするよりも、完全で完璧な存在である宇宙や潜在意識にゆだねた方がいいに決まってると心から思っています。

こう書くと、自分自身では何も行動を起こさないと思われるかもしれませんがそうではありません。頭で損得を考えて行動を起こすのではなく、自然の流れで「やりたい!」って思ったことを行動に移す感じです。

たのしい妄想がダメな理由が分かった

引き寄せの法則「いい気分でいること以上に重要なことはない」と言われていますし、実際に私の経験からもそう思います。ですが元祖1式では、楽しい妄想も行わないようです。

それどころか「おいしいものや嫌なことだけではありません。五感で感じる全てのことを止めようとしてください。」とのこと。本当に元祖1式を実践しようと思ったら、慣れるまではそれ相応の努力が必要ですね。

話しが少しそれましたが、嫌なことだけではなく五感で感じる全てのことを止めようとするということは、いい気分でいるための楽しい妄想も止めなければいけません

これに関してはなぜだろう?と疑問に思っていたのですが、元祖1式をやり始めてからその理由がストンと納得できました。私が思うに、楽しい妄想が楽しい妄想で心地よい気分のまま終わればいいのですが、そうでないこともあるからです。

例えば楽しい妄想の最後の最後で「でも、そんなわけないか」と急に現実が頭に浮かんだり、楽しい妄想を終えていい気分でいるときにリアルな現実を目の当たりにして「何バカなこと考えてたんだろう」って思ってしまったり。

あくまでも私の場合ですがこの時の「ハッ!」とした感情って、楽しかった妄想を一瞬でかき消すパワーがあるように思います。別にリアルを見て落ち込むわけではないのですが、いい気分でいただけに「ハッ!」として落とされる感覚と言うか……。

そんな「ハッ!」が全くないなら楽しい妄想はしてもいいのかもしれません。でも我に返って「ハッ!」としてしまうことは、いわゆる願いを取り下げることにつながるのではないかと思いました。だったら楽しい妄想も辞めて、全て潜在意識にゆだねてしまった方が「願いを取り下げる」という行為を起こさない分良いのかもしれません。

他にも、ネットで見かけたのですが元祖1式で思考を止めると「期待しないのがいい」という意見もありました。

私の場合楽しい妄想はあくまでも願望とは切り分けていて、映画やドラマ、小説を楽しんでいるくらいの感覚なんですが、人によっては願望=妄想=現実を見て落ち込むまでがワンセットになっている場合もあると思います。その様な場合も、やっぱり楽しい妄想でもしない方がいいのだと感じました。

五感で感じる全てのことを止めようとするの?

前述したとおり元祖1式では「五感で感じる全てのことを止めようとする」とのことですが、私はおいしいものを食べたときは「おいしい!!!!!」と全身で喜びに浸っています(笑)。

屁理屈に聞こえるかもしれませんが、元祖1式で辞めるのは「思考をすること」です。「おいしい」は感情であって思考ではありません。なので、私個人的には感情はOKだと思っています。

ただし、「おいしい」=OK、「おいしくてしあわせ」=OK、「おいしかった。次食べられるのはいつだろう」=NG、「おいしいなぁ。こんなにおいしいものはめったに食べられないなぁ」=NGと言う風に、感情から思考につなげるのはできるだけ止めるようにしています。

今回は「おいしい」で例えましたが、「うれしい」も「感動した」も全部そうで、感情にはしっかりどっぷり浸って、そこから思考には発展させないように心がけるという感じです。

元祖1式実践の効果

元祖1式を実践しはじめてまだ2週間弱ですし、まだまだ思考を止められていないので元祖1式の効果と言って良いのかどうかはわかりませんが、いくつかの効果(変化?)を実感しています。

安心感アップ

私は家族にあきれられるほどの心配性なのですが、安心感がアップしました。これまでも「最終的に自分にとっていいこと以外は起こらない」と信じていましたが、より明確に「思考を止めて、完全で完璧な存在である宇宙と潜在意識にゆだねる」と決めたことにより、安心感が増しました。

これまでは心配が雪だるま式に増えて行ったり、今考えてもどうしようもないことを考えたりしていたのですが、今では不安なことが起こっても「でも、宇宙と潜在意識にゆだねたからなぁ。ゆだねたからには、私が邪魔(=余計な思考)さえしなければよい結果に落ち着くはずだ」と思えるようになりました。

心配って本当に心身ともにダメージが大きくて、特にこの数年は心配性が年々ひどくなっていたのでかなり無駄な時間を過ごしてしまったと思います。心配事がある時って他に何をしていても心配事が頭の9割を占めていたり、楽しいことも心から楽しめないんですよね。

数ヶ月前に意識的に引き寄せの法則を活用するぞ!と思ってからずいぶんマシになっていましたが、元祖1式を意識することでより一層不安な状態が解消されたのは大きな出来事だと思います。

考えすぎることがなくなった

元祖1式を実践し出してから、前もって考えすぎることがなくなりました。これは私がHSP気質だからというのもあると思いますが、すべてのことにおいて前々から考えすぎたり、多方面から考えてしまう癖がありました。

でも今は、その時一番スムーズにいく方法が私にとって一番良い方法なんだと考えられるようになったので、色々考えすぎることもなくなってきたように思います。

わずかな情報から色んなものの見方ができる……(ポジティブにできると表現してみました)……HSP特性を持つ人は、元祖1式を試すと楽になるかもしれません。

物質的なラッキーもちょこちょこ

元祖1式を実践し始めてから、物質的なラッキーもちょこちょこ起こっています。と言っても、「売れないと思っていた商品がフリマアプリで売れた」だとか、「XとInstagramのプレゼント企画に当たった」とか、「買おうと思ったものが翌日からセールになった」だとか、「遠方に出かけた際に道が空いていてスムーズだった」とかそんな感じです。

あと、私は引き寄せの法則のメソッドを意識して実践し始めると、解決したい方法が目の前に提示されることが多いのですが、今回も体質改善&美容のために試してみたいと思える情報を知ることができました。

さっそく試していますが、苦労せずに続けられて体調もいい感じなので、この情報との出会えてよかったです。

多分これと同じくらいプチついてないこともあったかもしれませんが、いかんせん思考を止める努力をしているのでマイナス面には特にフォーカスしないようになっているのではっきり言って覚えていません。これもメリットかも!

切り替えが早くなった

今さっき書いた通り、思考を止める=考え事をしないなのでひとつの感情に引きずられることがなくなり、気持ちの切り替えが早くなりました。

ポジティブな思考はそこまで意識的に止めようとしていないのですが、ネガティブな思考は気づいた瞬間止めるようにしています。

そうそう、元祖1式としては正しい方法ではないかもしれませんが、個人的には「楽しい妄想」は封印していません。ただし、自分なりのルールをもって妄想しています(キモイ)。

そのルールとは、例えばウォーキング中やお風呂に入っているときに、気づけば勝手に妄想していた楽しい妄想はOK!そうではなく、あの妄想楽しかったから続きを妄想しようという風に、意識してする妄想できるだけしないようにしています。

ちょっと観察してみたところ、意識的に行う妄想は前述の現実に気付いて「ハッ!」となる可能性が高いです。気づけば勝手に妄想していた、妄想していることにも気づかなかった、という妄想は楽しい気分のまま終わることが多いです。

元祖1式では邪道かもしれませんが、幼いころからの妄想癖なので個人的には良しとしています(笑)(さくらももこさんも妄想ガールだったんですよね。あんな感じです)。

元祖1式の実践しばらく続けます!

以上、私が最近取り組んでいる引き寄せの法則のやり方でした。最初の方に書いた通り、元祖1式は様々な引き寄せメソッドの着地点だと思っているので、これからも続けていきたいと思います。

その結果、宇宙や潜在意識がどんな現実を見せてくれるのかとても楽しみです。楽しみですが……期待しないこと(=思考しないこと)が大事なんでしたね。まだまだ修行中です。

自分の記録代わりにダダダダダッと勢いで書いたので分かりづらいかと思いますが、ここまで読んでくださってありがとうございました!

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