45歳の体調不良2:通院編1~逆流性食道炎~

前回の記事では、45歳になってから半年の間に体験した(体験している)体調不良の数々をご紹介しました。

そして今回は、その不調に関する通院編その1です。

いつか読み返して「いやぁ~このときはホント辛かったから~!」って笑い飛ばすための自分用の記録です。

体調不良で久しぶりに病院の門をくぐる

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詳細は前回の記事に書いたのですが、45歳になってから数々の体調不良に見舞われています。その体調不良の大きな理由の一つに、「自律神経の乱れ(=ストレス)」があると睨んでいます。

だって、こんな世の中ですもの。

因みに私は外出を自粛しなければならないことに関してはストレスをあまり感じていないと思うのですが、何よりも「感染するかも」「自分が無症状で感染させたらどうしよう」「家族が感染したらどうしよう」などの恐怖によるストレスを多大に受けてしまいました。

では、不調に関する通院編スタート!

喉の違和感を覚えて耳鼻咽喉科の門をくぐる

年齢を重ねるごとに「なんとなくの不調」はあるものの、不定愁訴で終わらせられるような感じで特に通院などはしていなかった私。

健康診断以外で久しぶりに病院の門をくぐりました。

緊急事態宣言中で迷ったのですが、最初はGWで病院がしまっちゃう前にと耳鼻咽喉科へ。

喉のデキモノ違和感を診察してもらうために行きました。

結果は、「喉には軽い炎症のみ。デキモノと思っているものは、リンパのふくらみで誰にでもあるもの。一応炎症を抑える薬を出しときます」1分ほどで終了。

「先生?私、問診票は書きましたが、先生に症状一切聞かれてませんけど?」と心の中でつぶやく。

確かに緊急事態宣言中で「またコイツ、コロナを心配してきやがったヤツの1人か!」と思われたかもしれません。

いえいえ、私はコロナではなく別の病気を疑っていたのですが……。

とにかく、問診票(A5サイズ程のペラ紙のちっちゃい記入スペースのみ)を見ただけで、患者に症状を確認せず1mほど離れた場所から喉をチラ見しただけで終わってしまいました。

どうりでネット予約で30番台だったのに、開院後15分ほどで呼ばれたわけだよ。

早っ!

とりあえずデキモノは私が思っていた悪い病気じゃなくてホッと一安心。

私「え~っと、今後は……」

先生「薬を出すので治ったらそのままで、治らなかったらまた来てもいいですよ。まぁ、でもソレ(リンパのふくらみ)はきれいには治らないかもしれないけど」

私「え?じゃあ治ったか治ってないかはどのように判断を……(汗)」

先生「はいはい、まぁ治らなかったらまた来てもいいですからっ!」

-------強制終了--------

私の心の声「ごめん、こんな時期に見てもらえてその点は感謝するけど、二度と来ないわ」

ちなみに診察室には、先生一人、ナース5人。

多くね?

私を呼びに来たナースと、先生を挟んで左右に2人ずつ。

いや、多くね?

特に何もしてなかったような……。

あらかじめ口コミを調べて行ったのですが、口コミは高評価と低評価で見事に真っ二つに分かれていました。

良い口コミと私が見てもらった先生は別人なのかな~?(いや同じ)と思うほどの対応でしたけどね。

ただ、今思えば良い口コミは花粉症などで「薬だけ」出してもらう人が評価したっぽい。確かに待ち時間激短いからね。

ということで秒で診察を終え、隣の薬局で薬をもらって帰りました。

この薬局の女性薬剤師さんはすこぶる良い方で、「しっかり薬を飲んで、GW前に治しちゃいましょう♡」ってかわいくガッツポーズをつくってくれました。

因みに、後々ネットで色々と見ていたら、患者本人が全く疑っていなかったのに、ていねいな問診で耳鼻咽喉科」で逆流性食道炎をきちんと診断してもらっている方も多数いらっしゃいました。

ちゃんちゃん。(やっぱり2度目、行かなくて良かった)

喉の違和感が治らない

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喉のデキモノは問題なくて(でも、遠目のチラ見だからちょっと疑ってる自分がいる)、薬も貰った。

これで、この件はすっきりすると思うと、久しぶりに心が晴れ晴れしました。

食後に喜々として薬を飲む私。

………いや、違和感あるんだけど?

でもまぁ、飲み始めだしね。

と、様子を見ているうちに、もらった薬をすべて飲み干してしまいました。(確か1週間分)

う~ん。どうするか。

この時期、胃のむかつきも気になっていたので、薬局で薬剤師さんにおすすめされたセルベールを飲んでいました。

セルベールは非常に良く効き、胃のむかつきは気にならなくなりました。

が!!喉の違和感が残る。。。。

でもあの先生に見てもらっても不安は解消しないし、多分症状も解消しない(そして多分、ストレスが増える)。

かといって、ドクターショッピングするのもなぁ。

ネットで見てみると、2件目に訪れる病院の方が評価が高いのは、1件目で1つの問題がクリア(薬が効かないということは、○○ではない)されているからであって先生の力量ではないと書かれていたのでそれもそうだよなと。

でも、やっぱりあの先生はムカつく。

何より話を聞いてくれないし、質問にめちゃくちゃメンドクサソウに答える

そして耳鼻咽喉科で問題なしということは、少し前から疑っていた逆流性食道炎」の可能性もあるなと思いました。

だったら内科だ。

ネットで調べてみると、やはり胃腸科消化器内科が良さそうです。

自宅から通いやすい所にA内科B内科の2つの内科があり、健康診断やインフルエンザの予防接種などでどちらにも行ったことがあります。

そういえば、B内科は2年前に原因不明の体調不良(これまた治るまでに1カ月はたっぷりとかかった)の時にも行ったなぁ。

でも、その時は薬が効かなかったんだよな。

効かないというか、飲んだら気持ち悪くなっちゃって結局1日で勝手に辞めちゃって、その後時間薬で直したんだよねぇ……。

そして昨年のインフルエンザの予防接種に行ったらB内科にはワクチンがなくて、結局A内科に行き、その流れで健康診断でもお世話になったんだった!

A内科の先生は私よりも年配の癒し系の男の先生で、話をしっかり聴いてくれそう。

B内科もきちんと話を聞いてくれると思うけど、いかんせん受診が2年前で私自身ボロボロだったのであまり記憶にない……。

よし、A内科だ!

因みにネットで確認すると、A内科、B内科のどちらにも「消化器科」の文字はあり。

とにかくちゃんと話を聞いてくれる先生が良いことと、健康診断の時の対応も良かったのでA内科に決めました。

A内科の門をくぐる

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緊急事態宣言は解除されていましたが、行っていいかどうかをとりあえず電話で確認。

その時に、喉と胃腸の調子がイマイチで(セルベールで症状は緩和されているものの、セルベールを飲む前はげっぷやムカつきが続いていた)……と伝えると、「胃腸の場合は、もしかしたら紹介になるかもしれません」と言われました。

胃カメラの設備がないのかな?と思ったのですが、とりあえず「きちんと話を聞いてくれる」ことを優先して伺わせてもらいました。

問診票に記入するのですが、耳鼻咽喉科の例があったことと、こんな時期なので話は聞かずに問診票だけで診断されるかも!と思い、狭いところにビッチリと読めないだろっ?てくらい小さな字で書き込みました(笑)。

ただ、そんな心配は稀有に終わり、先生は症状をじっくりと聴いてくれました。

この時点でうれしくて、ちょっと涙目です(相当病んでる)。

喉の違和感があったので耳鼻咽喉科にいったけど、炎症もなく喉のデキモノはリンパのふくらみだと言われたこと。

胸やけやゲップがあることなどを伝えました。

先生の診察は非常に親切で、質問に対してもこれでもかと言うほどきちんと答えてくれて安心&癒されました(笑)。

胃カメラ飲んだことある?胃がん検診は?ピロリ菌の検査は?などの問診があり、先生のお見立てもやはり逆流性食道炎とのことでした。

先生曰く、「胃炎は治るけれど、逆流性食道炎は一度なると治らないからなぁ」とのことで、その点は軽くショックを受けました。。。。

逆流性食道炎は、本来なら胃の中にとどまるべき胃酸が食道に逆襲してしまう状態です。

胃は超強力な酸性の胃酸に耐えられるようにつくられていますが、食道はそのようにはつくられていません。そのため、胃酸が逆流するとダメージを受けてしまいます。

症状としては、どん酸(酸っぱい胃液がこみ上げてくる)、みぞおちの痛み、胸のむかつき、吐き気、喉の違和感(のどまで胃酸が逆流した場合)、耳の痛み(耳まで胃酸が到達することもあるみたい)、吐き戻しが多い場合は胃酸が歯を溶かしてしまうなどの症状を引き起こすのだそう。

私自身の症状は、食後のむかつき、ムカムカ、喉の違和感がメインで、幸いなことにどん酸や吐き気、締め付けるようなみぞおちの痛みは無かったのですが、ほんっとうに気持ち悪くて参っていました。

とりあえず胃酸を抑える薬と胃炎の薬を2週間分処方してもらいました。

「セルベールも、もう飲まなくてもいいよ!」とのこと。

帰り道。

A内科の隣にも小さな処方箋薬局があったのですが、前回感じが良かった薬局へ。

すると今回は、松岡修造さんばりに熱意を持った男性薬剤師さん(のちに店長だとわかる)が前のお客さんを接客しており、良い人そうなんだけど「ご近所ですか?」「ラインやってますか?(聴き方が残念。先に、「ラインで処方箋送ってもらえば準備しておいて待ち時間なしでお渡し出来るのですが、ラインやってますか?」なら警戒心も薄れたろうに)」「私結構勉強重ねたので、この分野強いですよ!」「いつでも立ち寄って相談してください」など、押しが強いのなんのって。私の前の女性のお客さん、めちゃくちゃ引いてました(笑)。

私も、熱心なのは分かるけど、この人じゃない人がいいなぁ~と思っていたらこの人に接客されて、結局「ラインやってますか?」から説明を2度聴く羽目に(1度目は別のヒトへの説明だけど)なりましたとさ。

治った?!やったーヾ(*´∀`*)ノ

1_笑う

胃酸を抑える薬を飲み始めても一向にムカつきは収まらず、日に日に食べられるものが減っていきました

ネットで調べて、やめた方が良い食べ物、飲み物は控え、尚且つセルベールを購入するときに薬剤師さんに教えてもらった控えた方が良い食べ物も控え先生に言われた「空腹にコーヒーはダメ」も守り……。

というかムカつきが酷いので、さすがに言われなくても空腹にコーヒーを飲む気には到底なれずでした。いや、空腹じゃなくてもコーヒーなどのカフェインを含む飲物は、症状が出てから一切飲んでおりません。

正直セルベールの方が効いてたんだけどな……。

と思っていた矢先、14日分の薬の11日分を飲み終えた頃、やっと、や~っとムカつきが落ち着いてきました。

緊急事態宣言も解除されていたので、今年になって全く行けておらず、ずっと気になっていたお墓参りに行くことに。

その日は外出をしているもののすこぶる調子が良く(食べ物にはかなり気を使っていたけど)、これなら薬切れてももう大丈夫よね?とすら思っていました。

だって、逆流性食道炎になった原因は私的には「ストレス」だと思っていたので、一生治らないと言われてもストレスが解消できれば治るでしょう?と気軽に考えていたのです。

と・こ・ろ・が……。

胃酸を抑える薬が切れて1週間。

体調に波がありつつ、なんとか過ごしていたのですが、1週間目にとんでもなくムカムカと気持ちが悪くなりました。

こりゃ駄目だと思い、再びA内科へ。

「大丈夫だと思ったんですけどね~」と伝えると、逆流性食道炎は薬を続けないと治らないからね。」と念押しされました(汗)。

この日は胃炎の薬は無く、胃酸を抑える薬は前回と同じものを28日分喉の違和感に関してはアレルギーを抑える薬(?)を14日分だけ処方してもらいました。

喉の薬は、飲んでいる時と飲んでいない時の差を見るそうで2週間分だけです。

胃酸を抑える薬に関しては一生飲み続けるそうなので、「薬が切れる前にまたいらっしゃい」とのことでした。

あぁ……一生薬を飲まなきゃいけないのかと言う思いと、好きなものが好きなように食べられない悲しさ(私の場合は特に甘いものがダメですぐに気持ち悪く&喉仏を全力で押さえつけられているかのような圧迫感が出ちゃう)、好きに寝転べない辛さ(胃酸の逆流を抑えるために、出来るだけ上半身を立てた状態にしなければいけない。眠るときも角度を付けて上半身が高くなるようにする)など色々と制約があり、この時期は心身ともに谷底に落ち込んでいました。

しかも薬があまり効かないんですよね。

四六時中気持ち悪い。

あぁ~今日も気持ち悪い状態で、ただただ時間が過ぎるのを待って1日やりすごさなきゃいけないのか……と朝から絶望的な気持ちになるほど。

ほんと、セルベールの方が良く効いてた。

ただ、先生は超癒し系なので、お話をするだけでも5割増しで元気になれます。

しゃべるだけでも症状がちょっと治まったかと思うくらい(笑)。

某耳鼻科の先生とは大違いだぜ!!!(超失礼)。

同じ逆流性食道炎の方でももっと大変な状況の方もいらっしゃる(水を飲んでも吐いちゃう方もいるらしい)し、逆流性食道炎以外の疾病と戦っている方もたくさんいらっしゃる。私も落ち込んでばかりはいられない!と言う思いと、本当に健康って宝ものだなと改めて実感している日々でございます。

今度は隣の調剤薬局へ(笑)

A内科の診察を終えた私は、また熱血松岡修造薬剤師さんだったらちょっとめんどくさいなと思い(超失礼)、今回はA内科の隣にある調剤薬局へ。

体調の悪い時に、押が強い人と対峙するのってキツいですよね(笑)。

そこの店長さんも超フランクな方で、私のお薬手帳を見て「先生は何て診断だったの?」から始まり、「敷居が高く感じるかもしれないけれど、一度婦人科に行ってみたら?」と言われました。

私自身も喉の違和感やムカつきなど、更年期障害に当てはまる症状かも……と思っていたので「やっぱりそう思いますか?」としばしお話をする。

お仕事柄ちょうど私のような症状を抱えた同年代の女性が来店されることが多く、先日も色んな症状に合わせていくつもの病院にかかっていた女性に婦人科受診を勧めたら、やはりホルモンバランスの乱れが原因だったらしい。

ふむふむ。

更年期かも?と少し思っていたことと、前回のブログで書いたデリケートゾーンのデキモノも気になっていたので、この店長さんの言葉は良いタイミングで背中を押された気持ちになりました。

薬剤師さんいわく、「なんにもなかったらなかったで、安心料になるじゃない?」と。

それもそうだ!

メンタル折れ気味の私にとって不安要素2つ(更年期とデリケートゾーンのデキモノ)が判明することはかなりのプラスになるので、婦人科受診を真剣に考えるきっかけとなりました。

次回はまさかの病院を変える?の巻き

1_?

またまた長くなってしまったので一旦ここで終わります。

次回は、まさかの病院を変える?の巻き(?)です。

この45歳の不調シリーズ(おや?シリーズ化?)でも逆流性食道炎の症状や通院について書いていますが、逆食(って軽く呼ぶみたいですね)に関しては内容が重複するかもしれませんが、改めて別にいくつかの記事や経過などを記したいなと思っています。

え?そうですよ?私が後で読み返すための記録ですが、何か?

で、ちょこっとだけですが、同じ症状で悩む方に「こんな方法で過ごしている人もいますよ~」ってお役に立てたらいいなと。

何か?と言えばハケンの品格。やっぱり面白いです。大好き!世間では、今の時代にマッチしないとも言われていますが、それはさておきで大前春子さんを見ているだけでスッとします。

そして大泉洋さん。やっぱりうまいよね~。上手な役者さんが大好きです。(なので堺雅人さんも大好きです)小泉孝太郎さんも年を重ねてもさわやかofさわやか

前作は随分前に放送された再放送で一気見したのですが、それ以来ずっと第二弾を期待していました。今回もめちゃくちゃ楽しんでいます。

はっっ!

話はそれましたが、今日はここまで~。