SIBO対策の【低フォドマップ食】チャレンジからその後……

以前ブログで10月1日から低フォドマップ食を始めます!と宣言しました。

その後、ブログをなかなか書く時間がとれず今に至っているので、低フォドマップ食チャレンジのその後について書いてみようと思います。

低フォドマップ食はフェイドアウトに……

結論から言うと、低フォドマップ食はフェイドアウトしました。というのも、ガス腹があまり気にならなくなってきたからです。先ほどリンクを張ったチャレンジ開始時のブログにも書いた通り、お試し期間の10日間で甘酒をやめたら、その後ほとんどガス腹が気にならなくなりました。

素人(私)の勝手な想像ですが、私のガス腹の1番の原因は甘酒で、毎日少量ずつ昼・夜の食後に飲み続けることで発酵性の糖質が蓄積。そのため、ちょっと苦手な発酵性の糖質が入るだけでも腸が過敏に反応してガス腹を引き起こしていたのではないでしょうか?

よく花粉症が発症するメカニズムを表現する際に、コップの水が満タンになってあふれたって言いますよね?私の場合、耐えられる量(コップ)の中に、苦手な発酵性の糖質が少しずつ溜まっていって、あふれる寸前のところに、毎日毎日甘酒(もっとも苦手な糖質を含む食品)を追加していっていたので、朝は大丈夫でも昼、夜とどんどんお腹が張ってしまっていたのでしょう。

前回のブログでは、玉ねぎも苦手かもと書いていましたが、今では玉ねぎを食べても以前のようなお腹のはりを感じることはありません。

甘酒をやめてコップの中の苦手な糖質が減っていったので、苦手な発酵性の糖質の許容量が増えたのかもしれません。

そんなことがあったので、最初はいろいろ避けていたのですが徐々にうやむやになってきて、今ではすっかりフェイドアウトしています。フェイドアウトというとミッションが遂行できなかったようなマイナスイメージがありますが、あれほど苦しかったガス腹がなくなったので良かったです。

苦手な食材を発見!

完全ではありませんが、夕食後にあの苦しいガス腹はなくなったことと、もうひとつ良いことがありました。それが、食べた後にお腹の調子を観察(?)するようになったことです。これまでは、食べることと体調が頭の中でイコールになっていなかったので、ちょっとお腹が痛いかもや、なぜかは分からないけどお腹が張っている状態でした。

それが、調子が悪くなったときに直前に食べたものを思い返す癖が付いたので、なんとなく苦手な食材がわかってきました。

苦手食材たち

私が……というか、私は好きなのですが、私の胃腸が苦手な食材は以下の通りです。

最初にお断りしておきますが、私の胃腸が苦手な食材は、SIBOや過敏性腸症候群ではない胃腸が健康な方にとっては、基本的にはには体に良いとされている食品たちです。あくまでも、私の胃腸が苦手というだけで、食品自体は素晴らしい栄養素を含んでいることを先に書いておきますね。

低フォドマップ的苦手食材No.1の甘酒

甘酒はガス腹の1番の原因となった食品。自家製の米麹からつくる甘酒がNGだったので、酒かすからつくる甘酒は飲めるかもしれません。また、たま~に飲むくらいならきっと大丈夫だと思います。それでも、昼に大さじ1杯、夜大さじ2杯を連日飲むと、バストより腹部が前に出るくらいお腹が張るので腸が苦手な食材だと思われます。

低フォドマップ的苦手食材No.2のプルーン

プルーンはこの1年半ほど毎日1粒ずつ食べていました。午前中の仕事がひと段落したタイミングでクルミと一緒に食べるのが、私のお楽しみタイムでした。ただ、食べるとお腹がキリッと痛くなることがありました。まさかプルーンが原因だとは思っていなかったのですが、この1か月ほどやめてみたらお腹もいたくならないしガス腹もかなりマシになってきました。

ちなみにプルーンも低フォドマップ食ではNG食材となっています。我が家は毎年冬になると美容と健康のために自家製甘酒を飲むのですが、そういえば昔は大丈夫だったよなぁ。ということは、毎日食べるプルーンも苦手食材で、苦手な糖質がコップにたまりつつあったところに甘酒の糖質が加わって症状が出ていたのかもしれません。

プルーンですが、実は1袋だけ残っていまして、処分する、家族にあげるという選択肢はないので(笑)、最後の1袋を今食べています。久しぶりに食べたけど、やっぱり食べた後はちょっとガスが溜まるかもしれません。この袋を食べ終えたら、さよならプルーン………(;_;)/~~~

低フォドマップ的苦手食材No.3の牛乳

牛乳乳糖が含まれているため、低フォドマップ的にはNG食材です。私は昔はぐびぐび飲めたのですが、美容と健康のために豆乳に変えたのを機に、この数十年はあまり飲んでいませんでした。ただ、ミルクティーをつくったり、フルーツグラノラを食べる際にかけたりしていました。

そして今回のことがあり、ちょっとお腹の様子を観察してみると……。牛乳もいつの間にか苦手食材になってしまっていたようです。体調が良い状態で1日180cc程度なら問題ないのですが、昼に180cc飲む、夜にフルーツグラノラに牛乳をかけて食べる、となると許容量を超えるらしくお腹がゴロゴロなってしまいます。

昔はそんなことなかったんだけどなぁ。もしかして、もう少し胃腸の健康が取り戻せたら、牛乳に関しては大丈夫になるかもしれないなと思っています。

ちなみに豆乳ですが、3~4年ほど前に体調を崩して1か月ほど調子が出なかったときに、突如「豆乳飲みたくない」って思ったんですよね。体調が悪い時に飲みたくないって思うということは、体にあっていないのかも……と思って、それ以降飲むのをやめました。濃厚な豆乳は大好きなので、時々道の駅などで見つけたら嗜好品として飲む程度です。

ちなみに豆乳も低フォドマップ食ではNG食材となっています。(低フォドマップ食的に大丈夫な製法もあるらしいのですが、日本で発売されている豆乳はすべてNG食材となる製法のようです)

低フォドマップ的苦手食材No.4の黒豆

実は豆類も低フォドマップ的にはNGなものが多いです。私も豆類を食べてすぐにどうこうというわけではないのですが、黒豆を食べるとちょっと胃がキリッと痛くなることがありました。

プルーンのところでもお話ししたように、午前中のお楽しみタイムにクルミ、プルーン、黒豆(ゆでたもの)、クコの実を食べていました。豆類は低フォドマップだと知り、黒豆とプルーンをやめて1か月。結構いい感じなので、やっぱり私の胃腸には合わないのかなと思っています。

ちなみに豆類でも枝豆はOKなのだとか。私は枝豆が好きなので良かったです。小豆は本来NGですが小豆は気にせず食べてますし、黒豆もお菓子に入ってたり食卓に出たりする程度の量であれば大丈夫だと思います。黒豆は体に良いと思って食べ始めたのですが、毎日コツコツ食べ続けるのはやめました。

番外編苦手食材No.5の油脂系のホイップクリーム

たぶんなのですが、油脂系のホイップクリームを食べると少し胃が不調になります。明確に気持ち悪いとまではいかないのですが、ちょっと胃がもやもやする感じです。量が多いと、気持ち悪くなるかもしれません。

生乳などで作られる動物性のホイップクリームは、牛乳の許容量を超えなければたぶん大丈夫だと思います。ただ、業務用のスーパーなどで販売されている、コスパの良い冷凍ホイップクリームをたくさん食べると胃がもたれます。

ちなみに最近私は昔ながらのローカルパンにはまっているのですが、昔ながらのローカルパンにサンドされているクリームって大体油脂系です(笑)。なので、大量に食べるとちょっと胃が重くなりますが、たまに食べる嗜好品としては「ま、いっか」と思っています。

たぶんこれは低フォドマップとは関係ないと思うのですが、低フォドマップ食を始めたことで気づけたので記録しておきます。

これからも腸の観察を続けます!

低フォドマップ食はフェイドアウトしてしまいましたが、これからも食べたあとの腸の観察は続けたいと思います。もし私がガス腹を気にせず、原因も考えずにいたら、今でも毎晩お腹の張りと不快感に苦しめられていたと思います。

ガス腹と同時に改善を期待していた便秘についてですが、低フォドマップ食にチャレンジしようと思った頃に比べるとずいぶんましになりました。トイレに入っている時間が短くなったのでうれしいです。(マシになった理由はまだ不明ですが、にがりでマグネシウムを取りはじめたからかも)

今回低フォドマップ食にチャレンジしようと思ったことで、自分自身、食と体の関係を見直すきっかけになったので実践して良かったです。わずか半月ほどでしたが……(;'∀') これからも、気になる不調は早めに対処していきたいです。